• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 保育・教育
  • 保育士
  • 1年目はどうだった?
保育士の1年目はどうだった?

保育士の1年目はどうだった?

全国のオススメの学校

どんな仕事にも新人時代はあり、多くの困難に直面するものですが、わかっていてもスタート時は「自分にできるかな?」と不安になるものです。そんな不安を減らすためには、あらかじめ“働く自分”のイメージトレーニングをしておくことが有効です。
とある認可保育所で働く1年目の新人保育士の毎日と、その日々の中で抱える想いにスポットを当ててみましょう。

先輩保育士とともにクラス担任を経験

保育士としてのキャリアを積む中で一つの目標となるのが、クラス担任をまかされるようになることです。とはいえ、保育プログラムを考えたり、20人ほどいる子どもすべてに目を配りながらクラス運営をしたりすることは、けっして簡単ではありません。
今回お話を聞いた保育所では、新人保育士は担任が3人以上いる『複数担任クラス』(2歳以下のクラス)に配属され、先輩保育士の教育係と同じシフトで働きながら、指導力や判断力を学んでいくそうです。

新人時代、大変だったこと

保育士さんが新人時代に大変だったこととしては、「複数の子を同時にお世話すること」という声が多く聞かれました。どうしても手のかかる子に意識が集中してしまいがちで、ほかの子に目が行き届かなくなるのがその大きな理由だそうです。
しかしこれも“慣れ”であり、先輩の働きぶりから適切な対応を学ぶことで、2年目には余裕をもって子どもたちと接することができるようになるようです。
また、学生時代に思い描いていた保育士の仕事とのギャップを、「思っていた以上に人前に出ることが多いこと」と語る保育士さんもいました。例えば発表会・参観日・懇談会などの司会役などがそれにあたり、多くの保護者の目にさらされる中で滞りなく進行をおこなわなくてはいけないというのは、新人保育士のとってはなかなかのプレッシャーになるようです。
「保育士は子どもと向き合う職業なので、人見知りでも大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれませんが、実際は人前に出ることも保護者や同僚とのコミュニケーションも非常に多い仕事になるので、そのギャップに苦しまないためには、学生のうちにさまざまな年代の人と接する経験を積んでおくといいかもしれません。
保育所には園ごとにルールがあり、覚えなくてはいけないことも山のようにあります。こなさなくてはいけない役割も園によってさまざまですので、養成学校で習わなかったことを求められるシーンもあるでしょう。
1年目は周囲の流れについていくのに精一杯で「自立して仕事ができるようになれるのか」と悩むこともあるかと思いますが、それも皆が通る道。日々、知識とスキルを少しずつでも吸収する努力を重ねていれば、霧が晴れるように「あれ、気づいたらこんなにできるようになっていた!」と気づく日がきっとやってくるはず、とある保育士は言います。
子どもたち、保護者、同僚の誰からも頼りにされる一人前の保育士になるための修業期間として、“継続は力なり”の精神が大事だそうです。

関連する仕事の1年目レポもチェックしよう

関連する記事

保育士を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT