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保健師に求められる人物は?適性を知る

保健師に求められる人物は?適性を知る

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保健師に向いているのは、「人のために」という想いを行動のモチベーションにできる人です。なぜなら保健師は、病気やけがを未然に防ぐため人々の健康を「縁の下の力持ち」として支える仕事だからです。また、年代を問わずさまざまな人に保健指導やカウンセリングを行いながら、健康問題の解決を目指してそれぞれの生活環境などを細やかにヒアリングするため、人とのコミュニケーションが苦にならないことが望ましいでしょう。健康維持や増進といった予防医療の分野ははっきりとした結果が見えないことが多く、効果が表れるまでに時間もかかるため、物事に粘り強く取り組めるかどうかも重要になります。

社会性や柔軟性があること

赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代、また企業で働く場合はさまざまな職種や立場の人々と日々接することになるため、明るく誰とでも分け隔てなくコミュニケーションを取れる社会性や柔軟性が求められます。また、人に言いにくい悩みを抱えている人に向き合うことも多く、相手の心を開かせるような会話術や、相手の話をていねいに聞く真摯な姿勢も大切になります。
さらに、新型の感染症や震災などの状況下でコミュニティーの健康を保つためのシステムを考える必要があります。そのため、前例のないことにも対峙・適応していくための柔軟性も重要です。

観察力・洞察力があること

例えば、自分で「痛い」と伝えることができない乳幼児の健診では、細かな変化や違和感に気づき、異常を早期発見することが非常に重要です。また、通院していない人の病気の予防も呼びかける保健師は、相手の環境や状況から健康状態を分析し予知する力が必要不可欠になります。

課題発見力があること

社会やそこで暮らす人が抱える課題や問題点を自分でみつけることができ、解決に向けて知恵を尽くすことができる人は、保健師に適性があります。統計データやヒアリング、観察した情報などから分析し、個別の事例から地域の課題に展開するなど、可視的なものだけでなく潜在的な課題を発見していく能力は、地域のケアシステムづくりに役立てられるでしょう。

2024年9月更新

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