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心理カウンセラーの1日のスケジュール

心理カウンセラーの1日のスケジュール

心理カウンセラーは病院、企業、学校などさまざまな分野で活躍している職種です。そのなかでも、企業に出向き、そこで働く人や家族のカウンセリングをおこなう産業カウンセラーの1日を紹介します。また、電話相談など公的機関でカウンセリングをおこなう場合の1日についても見てみましょう。

産業カウンセラーとして働く心理カウンセラーの場合

産業カウンセラーとして働く心理カウンセラーの場合

カウンセリングルームが設けられている企業に常駐してカウンセリングをおこなう場合や、週1日、もしくは曜日を決めてカウンセリングする場合など、契約によって勤務形態は変わります。ここでは週1日で契約している産業カウンセラーの例を説明します。
12:00~ 
企業へ出向いて担当者と打ち合わせをします。どんな人が来るのか、名前、年齢、現在の状態、カウンセリング(面談)をする目的、本人の意思で来るのかどうかなど、を確認します。
ちなみに、午前中はほとんどカウンセリングをおこなうことはありません。うつ病などを患っている人の多くが、朝の時間帯に体調が悪い傾向があり、カウンセリングに来られないことがあるため、午後の時間帯にカウンセリングするようにします。
13:00~16:00
予約が入っている人のカウンセリングをおこないます。少ないと一人ということもありますが、カウンセリングをおこなう日は週に1日しかないため、当日は枠いっぱいの3~4人のカウンセリングをおこなえるよう、積極的に利用を促すなど、保健スタッフが調整します。初回のカウンセリングは人によっては1時間以上かかることもあります。業務をこなしながら通院中の人、休業中でも面談のために来る人、これから業務に復帰する前にウォーミングアップのために来る人など、状況はさまざまですが、企業が社員の健康のために、このような場を設けています。
カウンセリングの時間は一人につき40分~1時間です。基本的には1対1でおこないますが、状況によっては、上司が同席することや家族も一緒に話をすることがあります。
事情があって会社まで来られない人とは、自宅近くのカフェなど静かな場所に出かけて話をすることもありますが、あくまで緊急的な措置です。
16:00~17:00
カウンセリングが終了したら、記録を作成し、担当者への申し送りをおこないます。守秘義務があるので、細かいことは話しませんが、その人の状況について所感(思うこと)を述べます。「休みをとったほうがいい」とか「病院に行く必要がある」「上司に詳しく話を聞きたい」などです。会社側も現在の状況を知りたいので、まずは所感を伝えてから、必要であれば指示をします。今後の方向性をどうするのか、どこまで介入するかは企業との契約によって変わります。もちろん、本人の意思確認をせずに会社に報告することはありません。会社に伝えることを本人にきちんと了承をとってから、というのが原則です。
子会社や提携先の会社に出向している人の場合、夕方以降に会社に戻ってきてから面接をおこなう場合もあります。
その場合は面談開始が18時からなどになることや、緊急性が高いこともあり、柔軟な対応が必要です。

公的機関などで心理カウンセラーとして働く場合

市役所など公的な機関に設定された女性相談、もしくは大学でセットされた学生相談などでカウンセリングをするパターンです。心理カウンセラーは委託している業者から派遣されることが多いです。
10:00~16:00(もしくは18:00)
一般的にこの時間内で8枠のカウンセリングが設定されていますが、1日に2~3枠の面接が入るという日が多いようです。
大学の場合は、おおむね10:00~18:00の時間で設定されています。授業が終わった放課後に相談できるように、セットされているのです。学生相談の場合、誰も来ない日がある代わりに、就活前や就活中は、心理カウンセラーがトイレに行けないほど混んでいる時期もあります。

取材協力

大野萌子

一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ(R)資格認定機関)代表理事、企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの分野を得意とする。防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関等で年間100件以上の講演・研修を行う。著書、メディア出演多数。

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