環境問題を解決するための技術や方法を作り出す
地球温暖化などの問題に対して、科学技術の力で持続可能な社会を作ろうとするのが環境工学(写真はイメージ)
環境問題を実際に解決する技術や方法を生み出す学問
人間の生活は科学技術の進歩により、便利で豊かなものになりました。その一方でさまざまな環境破壊が引き起こされ、人間の健康や生命、あるいは生態系が脅かされる事態になっています。
明治以降、近代化が進むなかで公害事件が度々起き、イタイイタイ病や水俣病といった公害病も大変な社会問題になりました。現在でも放射能汚染などの事故や事件は起きていますし、地球温暖化やごみ処理問題、エネルギー問題、PM2.5など、国レベル、地球レベルの環境問題も深刻になっています。
これらはいずれも人間が、環境への影響を顧みずに利便性や生産性を追い求めた結果として現れたものともいえます。こうした科学技術のひずみともいうべき環境問題を、科学技術の力で解決し、持続可能な社会を作ろうとするのが環境工学です。
「環境」という言葉がつく学問はたくさんありますが、環境工学は「工学」ですから、現実に環境問題を解決できる、あるいは軽減できる技術や方法を考えることが重要になります。「PM2.5が危ない」ということを言うのは簡単ですが、「では、日本ではどんな対策が採れるのか」、「対策を採ったらどれくらい減らせるのか」というところまで踏み込んで考えるところに、環境工学の特徴があります。
さまざまな研究対象・手法を内包している
環境工学の研究対象は、水、大気、気候変動、土壌、放射線、廃棄物、騒音、生態系、環境リスク、エネルギーなど多岐にわたります。分子単位で化学物質を分析する場合もあれば、都市レベル、地球レベルのシミュレーションを行うこともあり、研究の手法もさまざまです。物理・化学・生物といった自然科学も、社会学や心理学、政治学といった社会科学的な視点も必要となります。このようにさまざまな研究対象、手法、知識が複合した分野といえます。
さらにそこから、水なら上水道・下水道・水圏・アジア水環境、大気なら黄砂・地球温暖化・大気汚染が健康に与える影響など個々のテーマに細分化されていきます。
あまりにも多岐にわたるため、多くの大学では「○○環境工学」という形で、この中の一部の分野だけを扱っています。環境に関する全分野を扱っている大学は数少なく、そういった大学では入学後にいろいろな分野を学びながら専門性を絞っていくことができます。しかし、ほかの多くの大学では受験時にある程度、絞り込んでおかなければなりません。
環境問題のなかでも、水質汚染なのか大気汚染なのか、それとも放射線なのかなど、興味のあるテーマを探しておき、それに合致した学部・学科を選ぶようにしましょう。
全国のオススメの学校
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東北芸術工科大学(建築・環境デザイン学科)実社会で求められる「課題発見・解決能力」や「発想力」を身に付け、社会で活躍できる人を一人でも多く輩出していくことが芸工大の役割。本当にやりたいことを通じて社会力を身に付けられる環境が、ここにあります。私立大学 / 山形 -
豊橋技術科学大学(工学部)国公立大学 / 愛知
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東海大学(土木工学科)全国に7つのキャンパスと23学部62学科・専攻を擁する東海大学は、文系・理系の枠にとらわれない「文理融合」教育を推進している、日本屈指の規模を誇る総合大学です。私立大学 / 神奈川・北海道・東京・静岡・熊本 -
東北職業能力開発大学校(住居環境科)「ものづくり」「人づくり」「地域づくり」をモットーに機械、電気、電子情報、建築の4学科から構成され、「実学融合方式」「プロジェクト×ワーキンググループ方式」を柱に実践的なカリキュラムで育成しています。国公立大学 / 宮城 -
立教大学(環境学部)本学では建学の精神を大切に守りつつ常に新しい教育を展開。2026年4月には、次代を担う新しい「環境リーダー」の育成をめざし、池袋キャンパスに環境学部を開設しました。私立大学 / 東京・埼玉 -
青森職業能力開発短期大学校(電気エネルギー制御科)ものづくりの現場で活躍するプロフェッショナル育成のため、1984(昭和59)年に設置された職業能力開発促進法に基づく短期大学校。実験や実習を重視し、実践的な技術や技能を学べるのが大きな特色。国公立大学 / 青森 -
信州大学(農学部)国公立大学 / 長野
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東北学院大学(環境建設工学科)創立140年の歴史と伝統を持ち、人文・社会・自然科学の学問領域を網羅する総合大学です。約20万人の卒業生を輩出し、全国各地、様々な分野で活躍しています。2023年4月に4学部5学科を開設しました。私立大学 / 宮城 -
岩手大学(理工学部)国公立大学 / 岩手
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日本大学短期大学部(建築・生活デザイン学科)三島、船橋の2つのキャンパスで教育を展開。関連学部の施設・設備を共用する好環境で、即戦力を養うため、短期間で密度の濃い専門教育を実施。また4年制学部への編入学が可能で、さらなる学びの意欲も支援します。私立短大 / 東京・千葉・静岡
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都市に緑を増やして人々が住みやすい環境を創り出す先生
東京都市大学 環境学部
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建築を通じて快適な生活環境を創り出す
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「地図に載るダイナミックな仕事」に携われていることに、喜びと誇りを感じています
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北極・南極~観光まで。氷と海の謎を観測データで解く
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「快適さ」を数値で測る!音や光の実験で学ぶ建築環境
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