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経営コンサルタントの20年後、30年後はどうなる?

経営コンサルタントの20年後、30年後はどうなる?

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経営コンサルタントの20年後、30年後はどうなっているでしょうか。AI発達の観点で見た場合、経営コンサルタントの仕事・働き方は確実に変わっていくと考えられます。それはAIの使い方次第であり、自分の努力によって今後の仕事内容が変わってくるという、ある経営コンサルタントの考え方を紹介します。

AIには得意なことをさせて使いこなし、人間性が必要なことに注力する

ある経営コンサルタントは、AIの台頭を不安に思うことはないと言います。基本的にAIは膨大なデータからパターンを見つけだして、それをもとに、認識、予測、実行をおこなうものですが、経営コンサルタントの立場としてそれをうまく使いこなせば、雑務が減って従来のルーティン業務が楽になったり、さまざまな情報の調査や分析が効率的になったりすると考えられるからです。非定形的な頭を使う業務に集中することが可能になるため、人間でなければできないコンサルティングに専念できるわけです。AI導入には賛成であり、できれば積極的に使いたいそうです。

例えば、人事の世界であれば、採用面接などですでにAIを使用している企業もあります。AIの出す結果が絶対的に正しいとは限りませんが、判断は当然スピーディーであり、一定のパターンに沿っている点で間違いはありません。AIの出した結果は十分に役に立つものなので、有効に活用したいとのこと。入社時に適性検査や性格検査などを実施する会社は多いですが、AIを活用することで、さらにその信頼性が高まっていくのではないかと、期待しているそうです。

もし、AIのおかげで仕事がなくなると思う経営コンサルタントがいるとしたら、その程度のパターン化できる仕事しかしていないと考えるとのこと。単なる書類作成やパターン化できる調査、分析といった仕事は、やがてAIに取って代わられると思われるので、いかに人間的な付加価値をつけることができるかが、その分かれ目ではないかと話していました。

また研修講師のような仕事も、すべてAIに置き換わるようなことはないと考えているそうです。同じカリキュラムでも誰が講師をやるかでまるで違う研修になるからです。それこそが形のない仕事であり、人間性が問われる仕事だといいます。今後はAIに任せたほうが効率的な仕事はどんどんそちらにシフトし、人間はAIにできない、より人間的な仕事に特化していくようになるでしょう。仕事に個性をもつことができるのは人間だけなので、そこに努力し、注力するべきだと話してくれました。

独立した経営コンサルタントの場合、名指しで「この人に頼みたい」という理由で仕事を依頼されます。ファームなどの会社組織に対する仕事依頼とは違い、個人に仕事が来るのはとても重要です。そういう意味では、独立した経営コンサルタントはタレントに似ているかもしれません。SNSやHPを通じて情報や考え方を発信していけば、それを見た人はコンサルタントの個性や人となりを感じることができます。「この人と相性が合いそう」「この人に頼みたい」と思われることがAIとは違う人間の個性であり、それがあるからこそ経営コンサルタントは面白い仕事ができると考えるそうです。

取材協力

小笠原隆夫

ユニティ・サポート 代表・人事コンサルタント・経営士 BIP株式会社 代表取締役社長 IT企業の人事部門責任者を務めた後、ユニティ・サポートを設立し、以降は同代表、人事コンサルタントとして、 中堅・中小企業を中心に、人事制度、採用活動、人材開発、人事戦略策定やCHO(最高人事責任者)業務など、人事・組織の課題解決・改善のコンサルティングを行っている。2017年よりBIP株式会社の代表取締役社長。

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