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児童文学はこんな人に向いている

授業を通して何冊もの児童文学作品を読むことになりますから、本を読むことが好きな人が向いています。また、物語のさわりの部分を読むだけで全体像を掴むという能力も求められ、さらに外国の歴史や文化、社会、人々の暮らしについても考察していきますから、想像力豊富で好奇心旺盛な人は、積極的に学んでいける学問だといえます。

※このコンテンツは2017年~2018年の取材に基づき構成しています

想像力温で好奇心旺盛な人に向いている

絵本や児童書、物語が好き

児童文学研究では一冊の児童書を繰り返し読みながら理解を深めるという学び方になりますから、本を読むことが好きという気持ちが何より大切です。さらに絵本、児童書、冒険ファンタジー、ヤングアダルト小説といったジャンルに興味がある人にとっては、大学4年間を通して世界的に知られる作品にたくさん触れられますから、充実した学生生活になることでしょう。

語学力を伸ばしたい

外国の児童文学研究では作品を原書で読みます。原書といっても児童文学ですから、ハイレベルな単語や難解な文章の解読に追われることは少なく、物語そのものを楽しみながら言語に触れることができます。読むにしても会話をするにしても、前後の流れから言葉の意味を理解し、相手の主張あるいは本文の内容を正しく読み取る能力は必須です。児童文学では多読を通して前後の文脈から内容を読み取る力が大いに鍛えられますから、語学力を伸ばす教材としても有効でしょう。

外国の文化や社会、人々の暮らしに興味がある

1900年にアメリカで出版された『オズの魔法使い』は、19世紀末のアメリカ社会について多くのことを教えてくれます。例えば、作品の登場人物ひとつとっても、畑を荒らされ自信をなくしたカカシは干ばつにより経済的困難に陥った農民、弱虫なライオンは女性の社会進出が進んだことで威厳を保持できなくなった男性、心をもたないブリキ(金属)の木こりは、産業化が進むなかで家庭を離れ、感情を殺して働かなければならなくなった労働者など、時代背景をもとに考案されたと言われています。その人物たちの物語を読むことで19世紀末のアメリカ社会の状態やその時代の人々の生き方や悲しさのようなものまでリアルに知ることができます。そうした歴史に興味のある人にとっても、充実した学びとなるに違いありません。

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児童文学のここが面白い

もっと先生たちに聞いてみよう

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遊びの楽しさと、遊びの意味を気づかせてくれる先生

川口短期大学 こども学科
佐々木 美和准教授

もっと在校生たちに聞いてみよう

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どんな時も子どもたちに寄り添うことができる教員になりたい!

名古屋葵大学 文学部 児童教育学科 児童教育学専攻 ※2023年4月より児童教育学専攻と幼児保育学専攻を統合
櫻井 夢香さん

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高校時代の夢を形にした大学時代。消防士となり多くの人を救いたい!

聖学院大学 人文学部 子ども教育学科
渡邊 伽緒さん

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