• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 保育・教育
  • 大学教授
  • 今から役立つ経験を教えて
大学教授になるために今から役立つ経験

大学教授になるために今から役立つ経験

全国のオススメの学校

大学教授を目指す場合、普通に考えると、研究をしたり生徒に勉強を教えたりという立場になりますので、学校の勉強がかなり役に立つことは想像できます。では、どのような勉強や経験をしておくと将来的に役立つのでしょうか。高校生のときから習慣づけておくといいことも合わせて紹介します。

どの分野でも高校までの授業は基礎になる

大学進学、そして大学教授を目指して研究する際には、高校までに学ぶことは、文系・理系関係なく、どの分野でも必要となると言えそうです。
例えば文理融合の学科はもちろんのこと、仮に文系または理系のどちらかの学科だとしても、文系専攻で数学や統計が、理系専攻でも社会学的な見方や文系的な発想が大事になってくると、ある大学教授は学生に話しているようです。
数学を学ぶことで論証していく発想や、データを用いた考え方や手法など、理系的素養がおのずと身についてくるはずです。
もちろん、大学に入ってからでも学ぶことはできますが、高校時代にやっているのといないのとでは、やはり変わってくるようです。
大学教授というのは自分が興味あることに向かって、人より掘り下げていく職業と言えるので、自分が何をやってみたいのかを知るという意味では、数学に限らず、どの勉強も大事になってきます。
文系だから、理系だからと決めつけず、高校時代の授業はまんべんなく取り組んでおくほうがいいでしょう。

気になることは自分で調べて解決してほしい

将来、研究職となった際、必要となるのが「探究心」です。
見聞きしたことについて、「何か気になる」「何かわからない」「何かおかしい」いうことを少しでも感じたときに、自分で「もうちょっと調べてみよう」と思えるかどうかは、大学教授や研究者になれるかどうかの分岐点とも言えます。大勢の人がそういうから「そうなんだ」と思ってしまうようでは、研究者にはあまり向いていないかもしれません。
気になることを教えられても、自分の中で「腑に落ちない」と感じたらチャンスで、いろいろと調べてみることが大切です。
調べるときはWeb検索が便利ですが、そこにある情報はほんの一部なのでは…と考え、行間を読んだり斜めから見たり裏から見たりといった、探究心をもつようにしましょう。
また、インターネットやテレビはわかりやすい部分を切り取ってまとめている場合もありますので、大学教授を目指すのであれば、本なども含め、さまざまな角度から情報を得る習慣もつけておくといいそうです。
話を聞いた大学教授によれば、大学名や学科だけでなく、そこにどういう研究者がいるかに着目して、興味をもった分野の先生に、直接話を聞きに行ってみるのもいいとのことです。少し調べれば、その教員が一般公開で話す講演会などがあるかもしれません。
自分が調べてもわからないこと、興味をもったことを専門の先生と話してみると、自分のやりたいことがみつかるかもしれません。

取材協力先 川原 晋

関連する仕事・資格・学問もチェックしよう

関連する仕事の役立つ経験もチェックしよう

関連する記事

大学教授を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT