全国のオススメの学校
-
関西学院大学国際学科日本における「Top Global University」をめざす!私立大学/兵庫
-
日本外国語専門学校英語本科エアライン、ホテル、公務員、大学編入、留学など、語学と実践スキルを身に付ける!専修学校/東京
-
立命館大学政策科学部多文化協働のリーディング大学。既存の枠を超えて、新たな未来を創造する。私立大学/京都・滋賀・大阪
-
津田塾大学総合政策学科創立者・津田梅子の精神を受け継ぎ、世界で活躍する女性に私立大学/東京
-
広島修道大学国際コミュニティ学部地域や社会との連携、国際交流など挑戦の場を用意。実践力が身につく学びを提供。私立大学/広島
国際機関で働く方法としては、ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)、空席公告やジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣制度への応募などがあり、それぞれ必要な条件を満たし、書類審査や試験などを経て採用されます。
国際公務員になるための資格は、特に求められません。ただし、自身が学んだ分野についての高い専門性と語学力は必須であり、試験の勉強をしながら語学力と専門性を高めるとよいでしょう。特に採用の条件として求められてはいませんが、国際連合公用語英語検定試験の「特A級」や外国人がアメリカの大学院に合格するレベルという、TOEFL(R)でスコア600点以上を目指すことは、国際公務員に必須の語学力の修得に有効です。また、国連の公用語のひとつであるフランス語による「実用フランス語技能検定試験」も有益でしょう。なお、日本の資格で採用時に有利となる資格はありませんが、会計の職を目指す場合、米国公認会計士(CPA)などの資格があると有利になるといいます。
国際公務員として働くために必要な試験
・ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)
国連が、国際公務員のキャリアを歩む意志のある若く有能な候補者(32歳以下)に向け、毎年行っている採用試験です。特に、国連で働くための登竜門にもなっています。国連以外にもこの制度を設けている国際機関がいくつかあります。
・ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣制度
JPOとは、外務省が行っている派遣制度で、各省庁の若手職員を国際機関に送り込むために毎年、選考・実施しています。合格者には外務省が費用を負担して、各地に派遣されます。
修士号以上の学歴
国際公務員になるために必ずといっていいほど求められる応募資格が、応募する専門領域に関連した修士号以上の学歴です。日本では、大学院の修士課程を修了すると修士号が与えられます。
語学力
国際公務員になるには、英語もしくはフランス語の語学力は採用の条件というよりも必須項目とされています。
・国際連合公用語英語検定試験
公益財団法人日本国際連合協会が主催(外務省後援)する検定試験。受験資格は特になく、誰でも受験できます。受験級レベルは、プロフェッショナルレベルの特A級とA級、スキルアップレベルのB~E級の6段階。A級と特A級はリーディングテストと作文で、これに合格すると面接試験があります。B級はリスニング・リーディングテストと作文、そしてC~E級はリスニングとリーディングテストが行われます。6段階のレベルのうち、A級以上は、国際会議などで自由に意思を伝えることができるコミュニケーションレベルを目標としています。
・TOEFL(R)テスト
TOEFL(R)は、世界で最も多くの受験者に利用されてきた、英語を母語としない人々を対象に実施されている国際基準の英語能力測定試験です。そのスコアは世界130ヵ国、9,000以上の大学や機関で広く活用されており、Paper-based Testの満点は677点(Internet-based Testは120点)。627点以上が、最高のC1レベル(Proficient User)となっています。
・実用フランス語技能検定試験
通称「仏検」は、フランス語能力を客観的に測る日本独自の検定試験で、日本で唯一のフランス語技能検定試験です。試験は毎年春と秋の年2回。5~1級まであり、1級合格者は通訳案内士になるための国家試験で外国語筆記試験が免除されます。
・通訳案内士
通訳案内士は、日本で唯一の通訳に関する国家資格です。日本を訪れる外国人観光客に対して、日本の観光地や文化を案内したり、旅行中のサポートをしたりします。受験は、英語をはじめフランス語やドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語や、アジアでは中国語、韓国語、タイ語から選べます。
1年に1回の実施で、試験は日本政府観光局が運営。1次試験では語学の筆記試験のほか、一般常識試験(日本の地理や歴史、産業・経済・政治文化など)があります。さらに、2次試験の口述試験では、実際に受験外国語を使って通訳による案内をします。
国際的な資格の取得を目指す
米国公認会計士(CPA)は、世界で通用する会計士資格といわれています。この資格を取得すれば、「英語+会計」が分かる人材として、世界を舞台に監査や税務業務をはじめ、多くのフィールドで活躍できるとされています。米国公認会計士の試験は、平成16年(2004年)4月からコンピューター形式となり、受験者はコンピューターのモニター画面に出題される問題に対して解答を入力します。受験資格は、4年制大学卒の「学士号」を取得していることと、一定数の会計単位とビジネス単位を取得していることが条件になります。日本では、東京と大阪に試験会場(テストセンター)があります。
国際公務員になるには?
国際公務員の仕事について調べよう!
国際公務員の先輩・内定者に聞いてみよう
薬学部 医療薬学科 卒
総合英語科(公務員クラス)
国際公務員を育てる先生に聞いてみよう
法律行政2年制学科
国際公務員を目指す学生に聞いてみよう
グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
法学部 法学科
グローバル・コミュニケーション学群 英語特別専修
関連する仕事・資格・学問もチェックしよう
関連する仕事の必要な試験と資格もチェックしよう
関連する記事
-
外交の最前線で働く! 世界各国にある「日本大使館」の仕事とは?
「外交官」と聞いて何を思い浮かべる? 「いろいろな国に駐在して活躍する」っていうイメージ? 実際、多くの外交官が海外で勤務し、ほとんどが「在外公館」と呼ばれるところに勤めている。 在外公館とは、日本が外国との外交を行う拠点になるところ。 大使館、総領事館、政府代表部の3種類があり、全 …
-
外国への支援=未来の日本のため!? 外交政策のエキスパートに聞くODA
テレビやSNSで毎日のように目にする“外交"という言葉。 どういう意味か、わかる? 簡単に言うと、「日本が国際社会の中で、他の国々とどういう関係を作っていくかを考えて実行する」ということ。 何だか大きなテーマなのはわかったけど、「実際、どんなことをしているの?」と素朴な疑問を感じている人も多 …
-
難民問題のために日本ができることは?支援策を考えるスペシャリストに聞く
ニュースをよく見る人なら、最近しばしば耳にする【難民】という言葉。 中東のシリア難民の問題など、みんなの中にも難民問題に興味をもっている人がいるのでは? そこでお話をうかがったのは、外務省の国際協力局の緊急・人道支援課の青柳雄(あおやぎ ゆう)さん。 難民支援の施策に携わるスペシャリ …
-
外務省の「国家一般職」ってどんな仕事?海外勤務もあるの?高校卒業後に入省した女性職員に聞く
「外務省の職員」というと、どんな人をイメージする? 「高学歴で、英語も堪能で…」というイメージをもっていたりするのでは? 逆に、そういう人でないと、外務省で働けないと思ってない? 今回は、「将来の夢はお菓子職人。勉強は嫌い!」という高校時代を過ごしながら、現在は外務省で一般職職員として活 …
-
世界のヒトとモノを『道』でつなぐ! 日本が進める『連結性』とは?
もうすぐ新学期が始まる! 夏休み気分がぬけなくて朝起きれない人も多いと思うけど、それでもなんとか、自転車を飛ばしたり、電車に乗れば間に合うって人も多いのでは? でも、ちょっと考えてみてほしい。学校までの距離をぜんぶ歩いて行かなければならないとしたら…? 世界に目を向けると、「道がない」「 …