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地方公務員の試験は学校の勉強を十分にしていれば受かる、というものではありません。また、高卒と大卒で受験するのでは将来、必ず違いが出てきます。では、どのようなことを勉強しておけばよいのでしょうか。ある地方公務員の経験に基づく取り組みについて紹介しましょう。
資格学校を利用して勉強する
高卒枠で地方公務員の試験を受験する場合は、資格取得をうたっている専門学校の公務員試験用の問題集で勉強することをおすすめします。
受験科目を見ると国語、算数、世界史、日本史など、中高で習うすべての科目から広く浅く出題されています。全部の科目を履修して全力で取り組むのはあまり効率がよくありません。もし、ダイレクトに試験に合格したいのであれば資格の学校に行くのが一番早いといえるでしょう。
学校で普通の授業を受けているだけでは試験には受かりません。SPI(適性検査の一つで企業が採用するときに使われる)のような特殊な試験があるので、訓練が必要だからです。このような試験はやり方に慣れていないとできないので、やはり資格学校へ通うのがおすすめです。
筆記試験を突破するには問題集や授業で勉強しますが、面接対策も必要なので、そのような学校で対応してくれる面接練習を利用するとよいようです。
もちろん、民間の資格取得学校なので費用がかかります。費用を節約したい場合は、例えば、ハローワークに行ってみてはいかがでしょうか。
なかには、無料で面接練習をしてくれるところがあります。このような行政の力を借りて面接対策を進めるという方法もあります。そのほかにも、新卒者向けの就活サポートサービスや就職応援プログラムなど、無料で相談や面接ができるサイトもあるので、利用してみるのもいいかもしれません。
ただ、高卒で入ると将来のキャリアの選択肢が狭まることがあります。収入の面でも、個人的には大卒枠で受けることをおすすめしたいと、ある地方公務員は話していました。
役立った経験
ある地方公務員は、面接でボランティア活動をしたかどうかを聞かれたといいます。地方公務員の試験なので、自治体がやっているようなボランティアや地域密着型のボランティアをやっていないのかという質問もあったそうです。
当時、ある地方公務員はバンドのボーカルを担当していて、障がい者を無料で招待するコンサートを開催するなどのボランティア活動をしていたそうです。そのことを面接では話したとのことですが、公務員になってから東北の南三陸町へボランティアに行ったそうです。ずっと行きたいと思っていて、やっと行ったのが震災から3年後だったとのこと。2泊で畑を復旧するボランティアに行ったと話してくれました。大きな瓦礫はすでに撤去されていましたが、畑を復旧するのにボランティアが一列に並んで小さなくぎや破片を拾って使える状態にしたそうです。ブルドーザーではできない、大勢の人が手作業でやるからこそできる作業でした。
ここでボランティアを取りまとめるのは地方公務員の役目です。地方公務員になると参加する側だけではなく、ボランティアに来た人を取りまとめたり呼び寄せたり、運営していく側になることもあるわけです。ボランティアは社会貢献であり、ボランティアしたいという気持ちがあること、地域を支えるという気持ちが一番ですから、必ずやらなければならないものではなく、面接に必要だなどとこだわる必要はありません。もしボランティアに興味があるようなら、ぜひいろいろと体験してみてはいかがでしょうか。
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