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厚生労働省の調査によると、大学教授の平均年収は1000万円を超えています。准教授からステップアップして大学教授になれるのは、一般的に40代から50代前半にかけてなので、そもそも平均年齢が高いということもありますが、高収入が期待できる仕事であることは確かです。ただし、大学によって教授の年収には違いがあります。また、一般の会社員や公務員と比べると副業に関する制約が少なく、自分の時間もコントロールしやすいので、本の出版や講演、テレビ出演などで副収入を得ることも可能です。
大学教授の年収ってどのくらい?
「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、大学教授の平均年齢は58.1歳で平均月収は66万7000円、年間ボーナスは291万8000円で、これらを合計した平均年収は1093万3000円でした。国民の平均給与が約460万円であるため、大学教授はかなり高収入の職業と言えますが、キャリアは大学院卒業後からであることも考慮しておきましょう。
働く大学によって大学教授の収入に違いはあるの?
働く大学の規模によって収入の違いはあるのでしょうか。
大学の規模別に年収差を見ていくと、年収が最も高いのは、職員1000人以上の大学で、平均年収841万8000円、年間ボーナス323万3000円でした。続いて100~999人の大学が平均年収744万8000円、年間ボーナス246万3000円で、最後に10~99人の大学が年収601万3000円、年間ボーナス155万1000円でした。大学の規模の大きさに比例して、平均月収と年間ボーナスも上がっていきます。
年齢や経験によって大学教授の収入に差はあるの?
続いて、年齢や経験年数によって収入に差が生まれるのかを見ていきましょう。
まず大学教授の年齢別平均年収額の推移を見ていくと、20代後半では400万円台ですが、30代になると700~800万円台、さらに40代で一気に上昇し1090万5000円になっています。ピークは60代前半の1136万7000円でしたが、40代前半から60代前半にかけて平均年収はほぼ横ばいで、年齢による違いはあまり見受けられませんでした。
定年後の60代後半は1012万7000円、70以降の平均年収は766万5000円で、大学教授は定年後も大学教授や名誉教授、講師として再就職し、高収入を得られる可能性が高いと推測できます。
次に経験年数による年収推移を見ていきましょう。0年で平均月収は62万3000円、年間ボーナスは129万5000円でした。その後、徐々に上昇し、10~14年で、月収は68万9000円、ボーナスは333万6000円でピークに達します。
大学教授になるまでの年収推移はどれくらい?
大学教授は、資格を取得すればすぐに就ける他の職業とは異なり、助教などから段階をおって徐々に昇進していき、40代から50代前半にかけて大学教授の地位に就く人が多いです。大学教授になると高収入が見込めますが、それまでの長い間、研究者たちはどれほどの年収で生活しているのでしょうか。
まず研究者として大学に就職するには、基本的に博士号の取得が必要になります。博士号を取得する年齢は、最短でも27歳(制度を利用すれば博士後期課程を2年で卒業することも可能だが基本的には難しい)になります。27歳まで給与がない状態を救済するために、博士後期課程の学生上位1~2割を対象に、文部科学省が日本学術振興会の特別研究員(DC1、DC2)として月額20万円の研究奨励金と特別研究員奨励費(450万円以下、応募区分と採用期間による)を支給する制度があります。
また大学が独自に設置する制度の利用により、博士後期課程に在籍する一部の優秀な学生は、15~20万円程度の給与が得られます。
その後、博士号取得者対象の特別研究員(PD)として採用されるほか、助教として就職し、専任講師、准教授と昇進していくことが一般的です。PDは月額36万2000円の研究奨励金と特別研究員奨励費(450万円以下、応募区分と採用期間による)が支給されます。
狭き門だが好きな研究ができて高収入
大学教授は、他の職種と異なり、その席に着くまでの道のりが非常に長く、かつ席も限られています。講師や准教授などのステップを経て年齢やキャリアを重ねてから就くポジションであることは留意したい点です。
しかし大学教授になると、高収入を得ることができます。なにより、自分の知的好奇心に基づいて研究をし、お金を得られるというのが、他の職業にはない最も魅力的な面ではないでしょうか。
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