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  • 三浦 輝久さん(生物資源科学部/獣医師)

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飼い主さんに喜んでもらえることが一番のやりがい

先輩の仕事紹介

動物の“ホームドクター”として、地域の方々の人生と共に歩んでいきたい。

獣医師
生物資源科学部/2001年卒
三浦 輝久さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

日大の大学院へ進学し、博士課程修了後、横浜市内に現在のコルフェ動物病院を開業しました。開業医になって最初に悩んだのは、どうしたら飼い主さんが満足する医療を提供できるかという点です。飼い主さんにはそれぞれ時間的、経済的な制約もあり、大学病院のようにすべての必要な治療を施せるとは限りません。その中でも最善を尽くし、飼い主さんに喜んでいただくことをやりがいとして診察に臨んできました。先日も高齢犬を亡くした飼い主さんに、「仔犬の頃からずっと先生に診てもらっていてよかったよ」といわれた時は、その方の人生に寄り添えた気がして、獣医師冥利に尽きると思いましたね。

この分野・仕事を選んだきっかけ

中学時代に飼っていたトイプードルを突然亡くし、ショックを受けた経験があります。それをきっかけに動物の病気や、獣医師という仕事に興味を持つようになりました。大学は動物病院などが充実している生物資源科学部に進学。大学院でも臨床研究に取り組みました。博士課程修了後は、もともと小動物臨床に携わりたいと考えていたこともあり、今の病院を開業することになります。この仕事は肉体的にかなりハードな面もあるので、始めるなら若いうちからという気持ちもありました。とはいえ、当時は結婚や妻の出産なども重なり、公私にわたって本当に大変な時期でしたね。子どもを病院に寝かせて緊急手術をした夜も覚えています。

診察でペットの健康状態を飼い主さんにご説明

業界ココだけ話!

動物の病気も時代や世相に左右されます。例えば誤飲。当院では動物用の内視鏡も備えており、犬などが飲み込んだ異物の摘出を行うことも少なくありません。昔から玩具や靴下などはよくありましたが、最近は丸めてゴミ箱に捨てられたマスク、将棋の駒、さらにはワイヤレスのイヤホンなども増えているようです。また、動物の高齢化や介護も大きな問題です。これは人間の介護とも似ているのですが、飼い主さんがあまり頑張りすぎてしまうのもよくありません。適度に手を抜き、病院に任せるところは任せてくれた方が、結果的に長続きすると思いますね。

エコー検査を行い内臓の異変を診断

三浦 輝久さん

コルフェ動物病院 院長/生物資源科学部/2001年卒/三浦さんは、日大大学院の博士課程を修了後、横浜市青葉区にコルフェ動物病院を開業。同じく獣医師である奥様と二人三脚で診療にあたってきました。今やこの町に欠かせない、動物の“ホームドクター”として、多くの飼い主さんから頼られる存在になっています。獣医師は体力勝負という三浦さん。できるだけ長く仕事を続けていけるよう、数年前からお酒もタバコもきっぱりと断ち、ジムに通うストイックな生活を送っています。今では家で淹れるエスプレッソコーヒーが唯一の嗜好品です。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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